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金星の特徴の一つは、自転の約60倍もの速さで大気が回転するスーパーローテーションと呼ばれる現象であり、その風速は数年単位での長期変動を示すことが観測されてきました。太陽加熱に起因する熱潮汐波 や、ロスビー波 などの惑星スケール ...
大阪・関西万博にあるスイスパビリオンでは、スイス・ベルン大学とJAXAとの特別イベント「月から彗星へ、宇宙をおさんぽ!」が開催されました。
JAXA相模原キャンパス宇宙科学探査交流棟では、「はやぶさ」、「はやぶさ2」を通して培った技術を生かし、世界初の火星圏からのサンプルリターンを行う火星衛星探査ミッション MMXへの応援メッセージを募集。
5月28日(水)~6月1日(日)までの間、大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」で開催された内閣府 「地方創生SDGsフェス」の相模原市(銀河連邦)「宇宙を身近に感じられるまちさがみはら」の出展に協力しました。
運用終了 小型月着陸実証機 SLIM 将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術と、小型で軽量な探査機システムの実現を目指す月面探査機。将来の太陽系科学探査を見据え、リソース制約の厳しい惑星への着陸やより高性能な観測装置搭載のための軽量化を実現する。
宇宙がどのようにできたのか、宇宙の中で銀河や星、ブラックホールはどのように誕生したのか、宇宙の様々な物質はどのようにつくられてきたのか、宇宙の極限的な環境でどのような現象がおこっているのか、など、わたしたちの宇宙のなりたちについて研究し、また、惑星の形成や、星間 ...
ハイブリッドロケットとは? 宇宙開発において人工衛星、探査機、有人宇宙船などの輸送手段として様々なロケットが用いられている。化学推進ロケットは酸化剤と燃料の相により3種類に分けられる。酸化剤と燃料が共に液相である液体ロケット、酸化剤と燃料が共に固相である固体ロケット ...
はじめに 宇宙機は軌道変換する際、推進剤をジェット噴射してその反力として推進力を得ます。真空の宇宙環境では「排気したジェットの流量」×「速度」が「宇宙機の推進力」ですから、排気速度を大きくすることで燃費を高め、少ない推進剤で宇宙機の速度増分を高めることができます ...
世の中全て波だらけ われわれの住む宇宙では、日常生活では気に留めないような物理法則が主役となることが多々あります。こういった宇宙を支配する物理法則を考察し、また、ときには新しく考案し、それを観測的に検証していくのは宇宙物理学を考究する面白さの1つです。今日、これらの ...
降りたい場所に降りる技術 21世紀に入り、日本の「かぐや」をはじめとして月に関する多くの高精度な科学データを得られるようになっています。こうした科学データは月面着陸探査にパラダイムシフトを起こしつつあります。すなわち、「降りられる場所に降りる」探査から「降りたい場所に ...
国際共同研究チームは、日本の月周回衛星「かぐや」に搭載された電波レーダ、月レーダサウンダーで取得したデータを解析し、月の火山地域の地下、数10m〜数100mの深さに、複数の空洞の存在を確認しました。確認された ...
日本における宇宙と水素の関わりは、1970年代、故長友信人先生を中心とする液体ロケットの研究まで遡ることができる。手作りの水素液化機の開発から始まり、1973年10月13日に推力100kg級水冷却燃焼器を用いて日本初の液体水素/液体酸素エンジンの燃焼実験に成功(ISASニュース2007年8月号参照 ...